ベンゾジアゼピン系のクスリを断薬する方法

飲むのやめよう、精神安定剤&睡眠薬

これは以前の記事であるが、私は精神安定剤睡眠薬を常飲していた。 yaminoburogu.hatenablog.com この記事にも記載したが、この手の薬は対抗療法でしかなく、長期の服用は百害あって0.1利くらいしか無い。しかもベンゾジアゼピン系を長期間服用すると、「思考の固定化」が起こる。思考の固定化とは自分が経験した通りでは以下のとおりである。

  • 例えばクスリを飲まないと寝られないという精神的な刷り込みが発生する
    • 肉体的な依存も勿論であるが、精神的な依存が厄介である
      • 飲まないと寝られないという認識は、断薬に対してのアドバイスに対して強く反発する
  • 刷り込みは根源的な性格にも影響を及ぼす
    • 性格が老化する、頑固な性格は余計頑固に、気を使う性格は気を使いすぎて疲れる
      • その結果、交友関係も変化し、似たような常飲者と慣れ合うようになる
      • 常飲を行っていない健常者と交流を行うと、否定されるのが怖いという深層心理から来ている
        • このスパイラルによって、良くなることはなくとも悪くなることは多い

繰り返し言うが、クスリは対抗療法でしかない。根源的な解決のためには精神と神経の深いところをゆっくり変えていく必要がある。ゆっくりじゃ意味ない!(=僕/私はヤク中でいいんだ!)という人は、思考の固定化が激しいと認識をした方がいい

どのように断薬したのか

以下を試した。ほぼ仏教系の手法である。ちなみに私は無宗教である。

  • 瞑想プログラムへの参加
  • ヨガ
  • 写経と読経
  • サウナ通い
  • 筋トレとジョギング

瞑想プログラムへの参加

マインドフルネスの元ネタであるヴィパッサナー瞑想を試した。マインドフルネスとヴィパッサナー瞑想の本を読んで、若干試したのちに、きちんとメンターに教わった方が良いのではと思ったのである。ヴィパッサナー瞑想の系統は大抵寄付で成り立っているので無料である。このプログラムに参加した。

  • ゴエンカ氏による10日間瞑想プログラム www.dhamma.org

  • 1日3時間集団瞑想を行う

    • 残りの時間は自分と向き合って瞑想する
  • 食事もベジタリアン方式
    • 慣れた人はフルーツのみ、下手したら食わない
      • 体を動かさない(瞑想しかしない)ので案外腹は減らない
  • 最後の1日以外他の人とは話してはいけない
    • ヤク中の自分と向き合ういい機会である

かなり辛いが、非常に多く得られるものはあった。呼吸によってある程度感情はコントロールできるということ、ある意味アンガーマネジメント的な要素もあるかもしれない。まずは氏の本を読むのも手かもしれない。

j-theravada.net 著書がたくさんあるスマナサーラ長老の施設である。幡ヶ谷に存在する。歩く瞑想などゴエンカ氏のやり方と違うが、目指すところは同じである。著書がたくさんあるので、1つ手に取ってみるのが良い。ちなみに本人の法話はかなりクセがあり面白かった、匿名掲示板にアンチスレが立つくらいである。

ヨガ

私はLAVAのホットヨガに9か月ほど通って、やり方をある程度覚えたら家で定期的に行うようにした。ある程度運動を兼ねているので終わった後は気分も非常によい。ただホットヨガだと女性が多いので、そこを気にする人は近所のヨガプログラムを検索した方が良いかもしれない。ヨガの講師は精神面の探求をしている人が多いので、断薬に向けて取り組んでいることを伝えても良いかもしれない。

写経と読経

般若心境についての本を買って、上から筆ペンでなぞるだけでいい。ゆっくりやれば1時間、早くて30分程度で終了する。これの何がいいかというと「集中」という動作がいかに重要か分かってくるからだ。クスリを飲む日と、飲まない日で集中の度合いがどれくらい変わってくるか比較してみるといい。読経については、意味を理解するうえでも非常に重要だ。音読がいかに脳に対してよい効能を持つかはたくさん説明があるので、まとめブログでも見ればいい。般若心境には良いことしか書かれていないので、読むだけで良い。鎌倉あたりに行って、写経会や読経会に参加してみるのも良い。朝早く寺に行くのは気持ちが良いし、お坊さんの話は意外にためになる。

サウナ通い

主に寝られない場合に有効である。

president.jp

このように自律神経失調症に効く。私は月7-9回1勤務17時間の夜勤で自律神経を破壊しかけたが、サウナによって立ち直った。サウナに行けない場合は、交互浴でも十分効果がある。

news.mynavi.jp

しかしサウナ後の水風呂は慣れてしまうと最高である。ちなみにベンゾジアゼピン系の睡眠薬には慣れない方がいい。

筋トレとジョギング

ほぼ真理であるが、筋トレを始めて軌道に乗ってしまえば筋肉と同時に精神は強固になるので、クスリは不要である。ただヤク中の頭の中では「筋トレなんて絶対に意味がない!!!」という思考の固定化があるので、1か月も続かないだろう。筋トレは3か月くらいで自分の体に変化が起きたことに気が付いて、半年たって他人から言われるという通説は自分の経験からしても合っている。なので一番おすすめできるが、ヤク中には一番おすすめできないのだ。ジョギングも靴を買うところからためらうであろうから、同じである。ただ軌道に乗ってし合えば、これ以上の健康法はない。

思考の固定化の確認方法

  • 何かしら自分に対して努力を伴うタイプのアドバイス(痩せるために走れ!等)を受けた場合の話である
    • 即座に逆張り的な答えで現状維持を即答してしまう場合は、間違いなく固定化されている
      • 口に出す出さないはともかく、思ってしまった時点で固定化されている
    • 逆にアドバイス通りにしなきゃ!と焦ってしまうのも、固定化の一つである
  • アドバイスというのは、自分でかみ砕いてよりよい方向にもっていくための「意見」である
    • 「意見」は「攻撃」ではない、ただ固定化が進んでいると「攻撃」として捉えてしまい、 反射が発生する
      • これをゴエンカ氏の瞑想ではサンカーラと呼称し、瞑想によってこれを取り除いていくのである

断薬に向けて

断薬というのは即時にできるものでない、まずは飲んでいる薬を減らすところからである。後は根本的解決として原因を破壊すること。再三いうがクスリは対抗療法でしかない。自分の場合、未来が見えないことに対する不安であったが、上記の方法を組み合わせて「考えなくする」ことによって、考えても仕方ないことは考えなくなった。ベンゾジアゼピン系のクスリに苦しめられている人々に少しでも助けになればよいと思い、当記事を記載した。ほぼ経験談であるため他の人に当てはまるかは不明であるが、何かしらの救いになると幸いである。