日本のポストブラックメタルについての私見の話

エゴサしてたらこんなんあったんで自分の考えをまとめがてら書いておこうと思う。

そもそも作者と作品は切り放すべきであって、これはロラン・バルトミシェル・フーコーといった自分が大嫌いな哲学の人間もドチャクソ昔から提唱している。

それも分からないで「作者がダメだから音楽もダメ、聞かない」というのは馬鹿の発想だと思う。

正直自分の音楽は素晴らしくも何ともないからぶっちゃけどうでもいい。

話が飛んだが、自分が所謂「ポストブラック」をやった時、同時期に日本でポストブラックやってきた人はMr.Mとかonryoしか知らない。マイスペースとかで聞いた記憶。今は知らん。あの時は良かった。

当時、正直な意見、Alcestが衝撃的なアレを出した時、ポストブラックってポストロック+ブラックメタルではなくて、「ブラックメタルの音でシューゲイザーをやっている」だったと自分は思う。

www.youtube.com

2ndやkodamaにはあるけど、ネージュの金切り声入っているもののほうが少ないよ。

Alcest以後、Deafheavenが対等してきて自分が嫌いな「ザ・ポストブラック」が流行ったけど、Deafheavenの極々初期は当時としてはかなりアヴァンギャルドだった。

www.youtube.com

一次資料を見れば分かるけど「スクリーモ+ポストパンク」なんだよね。

この後のDeafheavenは当時ピコリーモの流行りなんかもトレースして、スクリーモというか、ノットフェスとかオズフェスに出ているようなキッズ向けの音楽+ブラックメタルだった。

この原典そのものは1つの構造として良いんだけど10年経過して、これらのフォロワーが国内から今だ出てくるあたり、もうそこからつまらないポストブラックって始まってたと思う。

例えばレジェンドAlcestと同時期に活動していたFursy Teyssier(Les Discrets,ex-Amesoeurs等)が今どうしているか?

www.youtube.com

完全にトリップホップやポストパンクに影響を受けている。

これはFursy Teyssier本人も公言している。

「ポストブラックの先の音楽」を展開してる、これは非常に面白い。

ポストブラックの代表格であるAltar of PlaguesのJames Kellyも当バンドが解散後エレクトロニカプロジェクトであるWIFEを始めている。

www.youtube.com

まぁ、またブラックメタルというか、本人のやりたい感じのバンドも組んでいるのだけども(来日するらしいね)

www.youtube.com

またポストメタルに影響を受けただかで、Lantlosの4thはあまり語られることがないが、文脈として非常に有益だと思う。

www.youtube.com

聞いた当初、本当に衝撃的だった。Lantlosの最高傑作とされる「.neon」の次のAgapeときてポストメタルを通過した新しい音楽だと思う。個人的には.neonよりこれの方が好きだ。

同時期のフォロワーのHeretoir新譜もそうだ。色々と通過して自分の音楽をやっている。同じく日本では話題になっていない。上海でライブしたらしいが。

www.youtube.com

話が戻るが、LantlosのHerbstはLowCityRainというポストパンクバンドもやっている。つまりそういうことだ。The Cureかと思った。

www.youtube.com

また彼のサイドプロジェクトであるPiHKALもWIFEと同じ系列でよく分からない。

音楽的にVapor Waveっぽさもあるが、聞く限りアヴァンで隠棲的なニカだ。

www.youtube.com

先人達がここまで先駆的な音楽をやっている。そして、中国大陸に目を映す。

ポストブラックフォロワーとして最高峰だと考えているDopamineのDeng氏は何をやっているか?

「白コンピ」で無敵なPest Produtionsは今やリリースがつまらないフォロワーばかり。

ただ彼は見る目があると思う。Weary Bird RecordsというSadcore/Depressive Rockのレーベルをたてている。

このアーティストは面白い。ただつまらないフォロワーがたくさんあるPestの方が売れるみたいで、ココのレーベルはDigる人しか知らない(Twitterを検索した限り)

名指しはしないが、どうして既にあるバンドのフォロワーで満足するのか良く分からない。

自分がDigった限り、日本だと京都のこのバンドはものすごく面白いと思う。

www.youtube.com

東欧的ポストブラックに日本的な解釈を加えているが、AlcestやLes Discretsを出しているプロフェシーの音も確かに聞こえてくる。こういうバンドが増えて欲しい。

自分の考えとして、ポストブラックは既に構造が確立されている為、既に死んでいる。

正直つまらない。SAORなど面白い例もあるが、個人的に響かない。

今後はpost-postblackであるべき、だと思う。ジャンル名で呼称するのがあまり好きでないのだが「Sadcore/Depressive Rock」といったジャンルが日本で流行って欲しい。

ただこういう風にジャンル名で固定するとダメ。構造が確立されて面白くなくなる。

Alcestが何を聞いていたか?Creation Recordsや4ADのアーティストだ。

さらにCreation Recordsや4ADのアーティストが何を聞いていたか?

そこまで聞いて、新しいバンドが出てきて欲しい。もうUSポストブラックの焼き直しは個人的には本当につまらない。それはWoeのQuietly, Undramaticallyで終わってると思う。

まぁパクりみたいな音楽がかっこいいと思うならば永遠と教科書の朗読を続けていればいいんじゃないのかな、そういうの好きな人もいるみたいだし。

私見だけど、既にある構造をなぞる必要はないと思う。国内初の面白い音楽が聞きたいだけなんだが、あんま無い。

とじとも(刀使ノ巫女~刻みし一閃の灯火~)のリアイベに行った話

今私の中でHOTなコンテンツは「刀使ノ巫女」だ。

ソシャゲも展開されており、通称「とじとも」として親しまれている。

そのリアルイベントに行ってきた。

余談だが、抽選落ちて一般・機材席解放しても5秒で売り切れてチケットが取れなかった。

(チケット譲ってくれた方に感謝)

f:id:yaminoburogu:20190406205803j:plain

アプリはアニメのバックストーリーを展開しており、ファンにはたまらないものだ。

若干アプリが重いのと運営がスクエニであるためインフレ加減が凄いのが傷。

ただゲームのつくり自体はそこそこ素晴らしく良い売り上げを出しているらしい。

アニメ原作のソシャゲはコケることが多いが、なるべく続いて欲しい。

客層はアニメ放映当初からのリアルイベントを追っかけている層が6~7割。

後追いやアプリから入った層がその他、あとは声オタな感じだった。女性もいなくはなかった。

トークパートとライブパートがあったのだが、トークパートは配信されていた。

www.youtube.com

自分は音楽をやっている為、本当に素晴らしかったのはライブパートであり、ゲームのBGMにボーカルをつけて生バンドが演奏するという中々無い企画であった。

5分アニメ「みにとじ」のOPフルも宇宙で始めて生で演奏された。非常に良かった。

ペンライトを掲げているオタクも荒魂の赤色を灯しており「分かって」いた。

ゲームのインストBGMメドレーもあり、とても楽しめた。ライブパートは配信されていなかったのが惜しい。

有料でよいから配信すればお金になったのではないだろうか。

スクエニさん、いけなかった人達の為にも公開してあげて下さいよ。

それはさておき、舞台だかリアイベで使われた衣装が飾られているのが非常に素晴らしかった。

f:id:yaminoburogu:20190406210411j:plain

f:id:yaminoburogu:20190406210428j:plain

舞台は2回行ったので…

yaminoburogu.hatenablog.com

正直インフレとガチャの渋さにデイリーをこなすのも苦行だったが、モチベがこれで回復した。

またリアイベ起因で刀使ノ巫女の二次創作合同同人誌にも参加することになった。

このアニメのストーリーは王道である為、構造主義で解釈したら面白いのではないだろうか?

という理由で論文チックな怪文書を書こうと思っている。

構造主義やロシアフォルマリズムといった学生時代避けていた学問を勉強している。案外面白い。

というかとじみこ、素晴らしいコンテンツ、本当に素晴らしいコンテンツだ。

聖地巡礼も気軽にいける為、良いったらありゃしない。

ファンミーティングのチケットもなんとか握ったので、このコンテンツは追いかけていこうと思う。

多分そのうち曲も作ると思う、2クールOP「進化形Colors」が本当にヤバかったから

良くカラオケで歌っている。作曲がやしきん御代だから間違いはない。

www.youtube.com

最後にエモ過ぎる感情を処理する為、イースタンユースを貼っておこうと思う。

アニメの1年前の小説が出るらしい。

正直OVAとか映像で見たいけど、公式供給があるだけほんとうにありがたいね。

刀使ノ巫女を「巫女」というキーワードから再考する話

ここ最近で一番ハマったアニメだ。

私は当初「巫女」というキーワードやキャラデザから伝奇や日本神話を思った為、視聴することにした。

予想はいい意味で裏切られ、王道の王道を行く気持ちの良い百合アニメだった。

tojinomiko.jp

巫女×アニメというと何が出てくるだろうか。

私は

朝霧の巫女

神無月の巫女

の2つのアニメが出てくる。

前者のアニメは月姫のアニメに匹敵する酷い出来であった。

(原作者がしびれを切らして円盤に特典をつける程…)

が、原作の漫画は巫女萌え漫画を思わせておいて楠木・後醍醐天皇・スサノヲ等が出てくる伝奇漫画だ。

巻末に主人公の家系図等が出てくるあたり、かなりぶっ飛んでいる漫画だった。

絵も中々おどろおどろしく、最近同作者の漫画で打ち切られてしまったが「猫瞽女」という漫画も面白い。

今は彼はなろう系の漫画を書いているらしいが、惜しい。

諸星大二郎系列の作家だと思うのだが、やはり日本神話や伝奇ベースの作品は今のご時世ウケないのだろうか。

日本神話スキーとしては悲しいものがある。最近の漫画だと「一変世界」など諸星みがあってよかった。脱線。

また、後者のアニメはロボ(申し訳ない程度)・百合(つーかレズ)・日本神話要素とこれまたぶっ飛んでいるアニメであり、ある意味いろいろな人の心にレジェンドを刻んでいると思う。

www.youtube.com

KOTOKOのOPもこれまた素晴らしい。

EDも挿入歌もKOTOKOであり、このアニメをきっかけにKOTOKOに目覚めた人も多いだろう。

長くなったが、私の記憶の中では「XXX(任意の漢字)の巫女」という作品はこのような先入観からブッとんでいる認識を持っていた。

刀使ノ巫女は百合アニメという点では神無月の巫女と共通するが、巫女要素は最終話に申し訳なく祝詞を唱える程度である。

2度目になるが、王道アニメだ。ざっくり言うと1クール目は公権力からの逃亡・2クール目は1クール目の敵との共闘だ。

敵にあたる親衛隊と呼ばれる4人は非常に魅力的であり、敵味方大義名分を持っているのが良い。

しかし刀使ノ巫女放映当初、公式のTwitterがやらかしてしまい、やらおん・はちま・俺的等の「インターネット・イエロー・ジャーナリズム(オタク向けの週刊誌的な)」の提灯記事のエサにされてしまった。yaraon-blog.com

悲しいことにこれらのアフィブログを額面通り受け取る視聴者がこのご時世かなり多く、自分でアニメをDigることしない視聴者は1~3話で切るか、また暇人はネタアニメ扱いするだろう。

やらおんは昔きょうもやられやくだった時、ステマブログだの言われていたが、「ステマ」という言葉はもはやインターネット古語に近づきつつある。

この辛いご時世アニメくらいは思考停止し、情報収集はインターネットにおける週刊誌のやらおんを見た方が楽なんだろう。

正直自分の好みとして下世話でこのようなブログは面白いが、再度言うがネタをネタと分からないで見ている人間が多数いることも確かだ。実際コメント欄が毎回地獄。

f:id:yaminoburogu:20190321205932j:plain

連続して記事を読んでいるとこんな顔になる。

話が飛んだ。

私は恥ずかしながら2クール目から見て追いついた派だ、社会人やりながらアニメ見るのも中々の気力がいる。

ただとじみこに関しては1クール追いつくのはあっという間で、初めての経験だった。単純に面白い。

ただ円盤は不振だったようだが、アプリゲーの「とじとも」は好調であり、プロジェクトとしての集金はリアイベも行なうくらい良いようである。

(ちなみに舞台は2回行ったくらいクッソ良かったよ)

tojinomiko-tomoshibi.jp

ゲーム性はちゃんと考えればクリア出来るクエストであるし、そこまで金を入れなくても結構石をばらまく為普通に楽しめる。PvPの演武大会はプリコネやマギレコより地獄だが。

アニメを見た人間はロスを感じなくて良い。アニメ+ソシャゲという展開は成功すれば、コンテンツを追う者としては非常にありがたい。

何よりスクエニスマホゲーにしては若干重い程度で拘束時間もそこまで長くない(iPhoneでの話)

何より親衛隊の話がたくさん出てくるのが敵キャラスキーとしてはありがたい。

まぁ、長くなったが、dアニメストアにあるので見て欲しい。「みにとじ」も是非。

anime.dmkt-sp.jp

最後になるが、2クール目のOP「進化形Colors」が激エモである。

www.youtube.com

超気持ちいいシングルコイルギターのバッキングがマジで素晴らしい。

ギターだけ聞いたらZAZEN BOYSかと思った(?)

www.youtube.com

プレイリストにエルレやブッチャーズなんか入れると幸せになれる。

憂鬱な通勤通学もこれで一発で解決だ。まだまだまだまだ止まらずに出勤可能。

3/30のリアイベで2期か劇場版かOVAの発表、頼むぜ。

Wake Up, Girls!さいたまスーパーアリーナファイナルライブに行った話

f:id:yaminoburogu:20190310220400j:plain

結論から言うとラストのタチアガレ!で泣きそうになってしまった。

WUGは凄いアーティストだった。もっと早く現場に行きたかった感はあるが、もっと早く知ってたらリアルに泣いていたかもしれない。

今思えば、ものすごいバタフライエフェクトを経てWUG SSAに行ったので何か人生よく分からないものだなと思った。

yaminoburogu.hatenablog.com

追放されたことに勝手にシンパシーを感じて、これをツイートしたらWUG生みの親(だが追放済)であるヤマカソさんにRTされる。

f:id:yaminoburogu:20190310220932p:plain

元々彼の作品はハルヒ世代と言うこともあって好きだった。

当時ボコボコに叩かれてたフラクタルなんて結構好きだった記憶がある。

まぁなんかこのRTを気に癖の強いヤマカソ信者さん達と妙な繋がりが出来た。

一応WUG旧章はリアタイしていたものの7人のアイドル見てなかったから理解出来なかった。

改めて、WUGを7人~BtBと全部見て、やっぱこの人の作品好きだわぁとなった。

新章も一応見て、新章は曲は良いけどそれ以外が全てゴミだった。

Polarisとか最強だけど、アニメに関しては色々低予算過ぎないかなあれ。

そもそも、地下ドルのそれでアイドルに関して死ぬ程嫌な感情しかなかったのだが、ひらがなけやきやSKEの舞台を見て「地下のゴミと違って地上はすげぇじゃん」という感情も生まれつつあった。

それで解散するってのと、偶然上記の繋がりで最強のアリーナB列席が手に入ってしまった(ありがとう)

感謝がてら、メモリアルボックスの曲全部ストリーミングにあったから聞いた。

なんやこのアイドル。楽曲強すぎやろ。

ファイナルだしもう行くしかない。ということで行った。

f:id:yaminoburogu:20190310222308j:plain

平成で一番強いフラワースタンド

f:id:yaminoburogu:20190310222353j:plain

平成で一番強い駅前広告。

セトリなどはいろんなところに上がっていると思うのでググって下さい。

オタクなのでその順にプレイリストを作ってずっと聞いている。

ありがとうこの日は忘れない(Envyとかバックに叫ぶ感じで)

最高という言葉以外ないので以後割愛します。

 

というか、新章に出てくる妹分のランガの一番最初のシングルが最強なんですよ。

この4曲順番に聞いてもらえませんかね。エモすぎませんかね。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

アニソンの作曲家はこういう曲をたくさんオタクに作ってくれ。

解散する前に見ておかなければならないアーティスト多すぎないか。

なので声優などのオタク・ライブに金はケチらないことにした。

オルスタで外タレ見に行く金をi☆Ris等見に行く金にコンバートした方が良い。

オタク・ライブ見に行くのに回した方が恐らく人生は豊かになる…かも。

正直i☆Risやランガ興味あるけど、エイベはもういいや。

今後は適当に声優ライブ行きます。いくぞ!がんばっぺ!Wake Up Girls!

日本神話及び中国神話の比較論文読んで思った話

HDDの掃除していたら、2011年に比較民俗学のゼミで作ったレジュメ出てきた。

加筆してブログに投稿する。当時ハタチなので稚拙なのは勘弁して欲しい。

まぁ、今も稚拙だが。

 

1.何故神話から民族性を見るのか

各地の神話は民族のルーツを説明しているものが多い。

(おおざっぱに言えば日本人は全員イザナギイザナミの子孫だ、無理矢理か)

そこで、各民族が設定した原点を知ることで民族性が見えると考えた。

しかし記紀等、権力者によって手を加えられたと推測されているものが多い(天武・持統両天皇よ…)のため、どのような利点があって元々のものをねじ曲げたのかを考えることでその民族の特色が見えてくると考えた。

 

2.基本的な日本神話と中国神話の違い

日本神話は主に古事記日本書紀が元になっており、古事記はとりわけ物語性がある。日本書紀大和朝廷が誕生した際に天皇の存在を正当化するために編纂されたと考えられている。つまり歴史書であり、天皇家の正統性を対外的(とりわけ中国に)に証明する為に作られた。古事記は前述の通り物語性が強く、前者の限りではない。正直余り調べてないので分からない。まぁ、物語として読むなら古事記のほうが面白いと思う。

中国神話は古事記日本書紀の様に整理されて体系的に編纂されたモノがあると言えばあるが、膨大である。(史記山海経淮南子等、思想書も混じっているが気にするな)

話の腰を折るが、そもそも多民族である為、ターゲットを絞らないとルーツを探るのは困難であり、また今回のターゲッティングが単一民族ではない為、記紀のように分かりやすく体系的ではない。ご存じの通り王朝の交代も激しく、一部を切り取っただけでも唐代三夷教(ネストリウス派キリスト教ゾロアスター教マニ教)等が存在しており、これらも影響を与えている。

マニ教に当たっては明教と呼ばれ、清の時代まで信仰者がある程度の政治的権力を持っていたらしいとのこと。

しかし、中国の少数民族の神話の中に日本神話に似た神話が点在している。それらを記録しているのは古代中国の思想書や啓蒙書に作者が自分の考えの正当性を強めるために引用したものが残っているとのこと。分かりやすく言うならば、日本でいう風土記逸文であろうか。そのため日本神話と比較するとなると中国各地に逸文の神話を統合し比較しなければならない。

話の腰を破壊するが、伊藤清司の日本神話と中国神話を読んだ。専門家でもっても、この作業はかなり困難な作業だと言うことが分かった。逆に体系的に残っているギリシャ神話などと日本神話の比較作業は比較的行われているらしい。当然のことである。余談だが、西洋占星術やタロットを行なう場合ギリシャ神話・旧約聖書・新訳聖書は知っておいた方が楽しい。

 

3.創世神話から見る中国神話と日本神話の共通点

 引用する。引用元は忘れた。当時大学生だ。許してくれ。

遠い昔、日本がまだできておらず、「浮かべる脂の如くして水母(くらげ)なす漂えるとき」のことであるが、イザナギイザナミという二柱の兄妹神がが「天(あめ)の浮き橋」に立ち、まず「天のヌボコ」で海水をかき回してオノゴロ島を作り上げた。それから、天井から「天の御柱(みはしら)」を立て、「ヤヒロドノ」を建てた。その後兄であるイザナギは妹であるイザナミに「ぼくの体はできあがったが余ったところが一カ所在る。だから、ぼくの余ったところを君のならないところに挿入して国を生み出したいが、君はどう思う」と聞いた。イザナミは「ええ、いいわ」と答えた。するとイザナギは「それじゃ、ぼくと君はこの天の柱を回って結婚しよう。つまり君は右から回りなさい。ぼくは左から回って君に会いに聞く」と兄妹結婚のルールを説明した。その後、彼らはルール通り「天の御柱」を回って結婚し、日本の国土と神々を生み始めた。

それは大昔、天地は未だ開けず、宇宙は渾沌としていて丁度大きなタマゴの様だった。この大きなタマゴの中に盤古という巨人がこんこんと眠っていた。ある日、盤古が「やっと長い眠りから覚めた。周りを見渡せば、まっくらで何一つ見えなかった。しかも、息がつまりそうだった。「なんと悪いところだろう」と盤古はとうとう我慢できず、両手を突き出し、両足を踏ん張って、「ここを出るぞ」と行って立ち上がった。それと当時に、大きな爆音が轟き、宇宙という大きなタマゴがとうとう破裂してしまった。その後、渾沌としたものが分化しはじめ、軽く澄んだモノは上へ上へと登っていって青い空に変わり、重く濁ったものは下へ下へと沈んでいって雑バツな大地に変わった。

昔、昔、大昔、地球上で大洪水が氾濫して、人々は溺れたり飢えたりしてどんどん無くなり、大洪水が収まったときに人間がただ二人だけ残っていた。一人は伏羲、もう一人は女媧で、しかも彼らは兄と妹の事柄であった。兄である伏羲は子孫のことも考えて、とうとう妹である女媧に「僕たち二人で結婚しよう」と申し入れた。しかし、「実の兄妹だからどうして結婚することが出来よう」と女媧は恥ずかしく思い、中々伏羲の申し入れを受け入れなかった。最後に、天の意志に従おうと女媧は決心して、「私たちは目の前のこの天柱を回りましょう。もしお兄さんが私を捕まえたら、私たちはすぐに結婚し、もし捕まえられないなら、結婚はやめます。どうでしょう」と伏羲に言った。「それじゃ、早速追いかけるぞ」と言って伏羲はその天柱をまわりながら女媧を追いかけはじめた。

しかも最後に、とうとう彼女を捕まえた。彼ら兄妹は約束通りに結婚し、沢山の子供を産んだ。その沢山の子供が中国人で、伏羲と女媧は中国人の祖先なのだ。

中国での有名な創世神話である北方の盤古伝説及び、南方の伏羲女媧兄妹と日本神話の天地開闢を比較する。

盤古伝説は世界中に点在する世界の原書は巨人であったという神話(北欧神話のユミルもそう、ハイヌウェレ型神話)であるが、ここにイザナギイザナミのような世界の始まりは夫婦であるという要素はない。しかし伏羲女媧兄妹の物語と日本神話のイザナギイザナミはほぼ同形の形であり、中国南方という地と古代の日本が西日本中心だったと言うことを考えると文化的に非常に近かったのではないか、と李国棟は推論している。どちらも「回る」というムーブがあり、何かしら意味がありそうだ。調べたら面白そうだがキリがないので割愛する。

日本神話と中国神話を読んでこのほかにも少数民族の神話などと日本神話を比較しているものがたくさんあったがきりがないので、これまた割愛する。逃げて良いだろうか。

沼だ、これ。

 

4.記紀神話がある日本と明確に存在しない中国との比較

日本は世界最長の王朝である天皇家を持っている(笑)。古事記日本書紀鵜呑みにするのならアマテラスの子孫が今上天皇であるということは間違いない。これは世界的に見て異例なことである(笑)。これを考えると中世の武家に対する古事記日本書紀の影響力(朝廷が存在し続ける根拠として)は計り知れないのではないかと感じた、中国のように王朝交代しないあたり。義満がしようとしたが。

つーか、どっかで血も普通に断説してると思う。鎌倉幕府の将軍みたいにさ。

継体天皇とかさ、色々あるよね。

明治天皇はすり替えられたと思う、南朝は正統だと思う。

ちなみに日本の次に最長に続いている王朝はエチオピア王家である、伝承の通りソロモンとシバの女王から続くなら皇紀をまともに扱ってもエチオピアのほうが強いが、残念ながらアムラク帝からが通説っぽい。最後の皇帝はラスタファリズムで有名。

ちなみにエチオピア王家の末裔は社会的な運動をしている。

中国は漢民族だけではなく様々な民族が入り乱れて国を作ってきた。王朝はその都度変わる。禅譲といった形で前王権の王の娘を娶り、血を重視することは変わりない。

※当時の自分よ、ここいらなくないか?加筆しようがないぞ※

 

5.神話編纂の姿勢から見る日本人と中国人の性格

日本:古代の天皇家(とりわけ天武・持統)は日本書紀をなる早で編纂し、国内外において神秘性及び正統性を保ち、政治の舞台が武家に変わっても迫害されなかった。暴論だが「みんなと同じ信仰対象がある」という意識が作りたかったのでは無いだろうかと推論する。ここに日本人らしさである「みんな同じ、出る杭は打たれる」という概念を見いだせるのではないかと。

中国:日本の様に統一された神話があるかすら分からず、断片的に残っていることは珍しいと伊藤清司は言っている。中国は合理・功利主義が古くからあり神話を体系的に編纂するより自らの理念を神話と混ぜて語らせたほうが有意義なのではないかと考えたのではないだろかと思う。つまり日本と比べて「自己が強い」のが神話比較からも読み取れるのだ。

 

6.合理主義からみた恥

日本人の特徴の1つである「恥の文化」は中国の合理・功利主義からみたら自己を殺すことであり、反する文化ではないかと思った。他人の目を気にすることで自己の利益を押さえ込むということであり、自己が強い中国人の特色とは正反対である。例えば朝の有楽町線でクソデカ荷物を持ってドア付近に集団で居座る中国人、軍隊のようにキチンと乗り込む日本人。こういうところで文化の違いが出るのだと思った。私は時々酔っぱらいに絡まれた時は中国人のマネをしてトラブルを乗り切る。絡んでくるやつに中国語分かる人間はあまりいないだろう。ちなみにタモリの動画で覚えた。

脱線しまくるが、日本人の悪いところは平日昼間のプラットホームで分かる。

線路―――――線路

  ■□

  ■

2列で並んで下さいと書いているのに□ではなく■のところに並び、私が□のところに並ぶと後列■のガイジが横入りのような雰囲気を醸し出す。とりわけ男性でない方が。バカか?俺と同じくらいバカだろう。

これ以上はクソバカフェミニズムに触れてしまうので言及を避ける。

 

7.8年前の論文を読んで

あんま変わらねぇな俺。諸星大二郎をもっと理解する為にも山海経でも読もうかなと思った。

また積ん読が増えるよ。やったね、たえちゃん。

2018年のアニメの感想と2019年のアニメの話

あけましておめでとうございます。

おみくじは小吉で「騒ぐな耐えろ後から吉あり」でした。私らしいですね。

定期的に文章を書こうと思うも書くネタがないから、気持ちの悪いオタクが良くやるアニメの話する。

去年で一番ハマったのはやっぱり刀使ノ巫女だった。

tojinomiko.jp

神無月の巫女朝霧の巫女みたいな伝奇系統かと思ったらいい意味で裏切られた。

良くも悪くも王道だ。前半は公権力に対する叛逆みたいな感じでアツいし、後半は敵キャラも仲間になりラスボスとも戦う。ラスボスにも一応大義名分がある。

最近だとやが君かな。

yagakimi.com

百合ものなのに男が出てて成立してて美しい。あと原作物にしてはあらゆることが丁寧だった。原作未読だけどよみたさがある。

また原作物だけどゴブリンスレイヤーも良かった。

www.goblinslayer.jp

TRPG的な要素をうまく今の流行りのジャンルに落とし込んできているので、なろう系のキッズにもロードス島からの老害にも多分楽しめる。

出来はともかく、集金のシステムが確立されるなと思ったのがリリスパだった。

releasethespyce.jp

同じくタカヒロがやってる「ゆゆゆ」がそうだが、最近流行りのアニメでばらまいておいて後はソシャゲ(ゆゆゆい)で集金するタイプのもの。リリフレってソシャゲが出るらしい。ちなみにゆゆゆいと同じ開発元。

アニメファンとしては度し難いんだが、最近は製作目線ではアニメそのものは30分のCMであって(これはガンダムの御禿様が太古の昔に言ってるけど…)、付随するソシャゲないしアイドル(声優ユニット)が集金要素のコアだ。

アニメがダメでもアイドルで巻き返すのはWUG無いしワルキューレマクロス)が最近のいい例だ。

これらを莫大なマネーをかけてやっているのがブシロードであって、具体的に言うとミルキィホームズラブライブ・バンドリのプロジェクト。

もっと前だとでじきゃらっとも含むのかな。エンジェル隊のコンサートとかあったよね?

ブシロの木谷社長って人は経営者というか、プロデューサーとしてはすごいんだと思う。

製作を請けた製作会社の根っからのクリエイターの人とはクッソぶつかってそうだよね。

話飛んだ。今期だとやっぱりけものフレンズ2とケムリクサの仁義なき戦いかな。

もはや場外乱闘のほうが面白いとか変なことになってるけど、一応両方見るつもりだ。

バンドリ2期はアプリやってるからファンムービーとして一応見ている。

後、期待しているのがガンソードとかコードギアスの人のこれ。

revisions.jp

というか、毎度思うが、本数多すぎるだろ。

今年~来年、どんどん製作会社潰れるんじゃないのかなぁ、はいふりのアイムズが潰れたのが記憶に新しい。

製作委員会方式がやいやい言われているが、良いアニメに対しては円盤とかグッズだけじゃなくて直接投げ銭を出来るようにしてくれないかな。

アニメと同時にソシャゲ展開している物に関しては課金すれば投げ銭になるが、そうでないアニメのほうが圧倒的に多い。

良い物には金出したいんですけど、円盤やグッズは置く場所無いし、結局配信で見ちゃうからどう布施ればいいかわからないんすよね。

とりあえずウマ娘のアプリはやくしてくれ。

新作の構想とか晒したらやる気でるのかなという実験と今までの作曲についての話

www.youtube.com

来年1月にメキシコからスプリットが出る。

こんなかんじで一応音楽活動しているっちゃしているように見えるが、

曲自体は1曲目は1年前に出来てて、2曲目は2年以上前に無職の時に作った物のリファインだ。

働き始めてからぶっちゃけライブ前後しかギター握ってない。エフェクターボードとギタースタンドブッ壊れたまま放置してる。

去年11月にライブやってからつまりエフェクターボード開けていない。

追放された件等でやる気飛んでたのもあるが、根本的に働き出してから音楽に対しての熱意が刮げてる感がある。

過去どうしてたのか、mixiの日記掘ったらサブイボが立ったが2ndアルバムの構想ノートとか晒していた。

その後ちゃんとその通りアルバムは出てる。当時学生でヒマだったのもあるが。

ぶっちゃけヒマだと精神状態が悪化するので、創作して鬱憤晴らししている面もある。

仕事してるとヒマじゃないので精神状態は良好になってしまう。

別の意味でのストレスはあるが、創作の初期衝動には中々変換されない。

ちなみに当時の構想ノートはこれだ。ちなみにマイミクは常時受け付けている。

f:id:yaminoburogu:20181229141759j:plain

こんな感じの晒せば、ケツに火がつくかなと思って次のアルバムの構想ノート作った。

 

---4th album AL-KAMAR / AL-KAMAR 構想メモ---

mateo tape(album ver) → スプリットのやつの女性ボーカル版 / 元ネタは同名PBW
atra hasis → 一切未定 / 元ネタは同名PBW
opium(album ver) → アコースティック版? /元ネタは歌詞が3rdアルバムの総括
fractal → アイルランド民謡サリーガーデンベース / 元ネタアニメフラクタルED
sword → 元ネタとじみこ
puella → 元ネタマギレコ
concrete focusing → 1stアルバムの反対語

Necro Is Dead → ブラックメタル

 

これ飲み会では結構言ってるんだけど、インターネットで言うのははじめてかもしれない。

うちの曲は既存曲のコード進行パクってきて別曲にしてることが多い。

初代うたわれるもののOPだけど、

www.youtube.com

これを色々変えたらこれになった。

soundcloud.com

絶対誰も分からんし手癖で変えてるから、この理論は自分かうちのギターしか分からんと思う。

そもそも自分は耳コピが嫌い、というか出来ない。だから手癖に基づいたそれになる。

意味が分からない例えだけど、うちの曲の大体がジャズスタンダード(というかフライミーか枯葉)のコード進行を図形として捉えて、再構築した後にディストーションでキョオオオアアアってしているだけだったりする。

ドラムパターンは初代ドラマーに「ブラスト・ミドルテンポ・静かの3つしか無い」って1回Disられてから、ヒップホップのアーメンブレイクとかポストパンクの単純なビートとかパクって入れ始めて3rdアルバム以降の路線になった。

ベースはルートから曲のキーに基づいて構成音動かしているだけだから「ギタリストの考えるベースライン」でしかないし。

ボーカルは永遠に下手くそなままだけど、デスボイスだけは何か褒められるのはクッソ嫌だ。デスボイス、できるなら使いたくない。

こう創作について何か書いておけば、作るかなと思って書いてみた。アウトプットは大事だ。いろんな自己啓発本に書いてある。

 

元々ブログやろうと思ってたけど書くネタなくて、丁度追放ネタがあったので本ブログたてた。

経緯がゴミクズだが、文章を書くのは好きなのでコンスタントに続けていきたい。

今期のアニメだとか、来期のアニメだとか、そういうもんの感想でも書いてくかな。

去年いいよ♂のまとめ本だして同人音楽に対して色々感じたこととかあるし。

来年は創作にやる気が出たら良いなと思います。

それじゃ良いお年を。